浜らじゃ日記

卓球活動、エルサルバドルについて、日常生活について書いています。

誰が勝つか?「異常者」が勝つ。

誰が勝つか?「異常者」が勝つ。

 

強い人、チャンピオンというのは「異常者」だ。

表現は過激だが、「異常性を持った人」という言い方もできる。

悪い意味ではない。

「異常者」とは他人と違う考え方や行動、執着心を持った人。

あるいは、突き抜けた異常性を持った人を表す。

自覚ある異常者は強い。

選手としてその領域まで行かないと、

日本や世界の頂点に立てないのではないか。

大きな舞台で勝つために他人と違うことをしていかなくてはいけないし、

リスクが伴う。

他人と差をつけるというのは、

「異常なまでに得点に執着できるか」だと思う。

コーチの意見に従わないとか、

違う意見を言って、他人と違う道を歩けば、

少数派なので居心地は悪いし、批判もされやすい。

まさに日本では出る杭は打たれる。

だけれど、チャンピオンは突き出た杭なのだ。

叩かれても叩かれても突き出ていくからチャンピオンになれるのではないだろうか。

「異常性」は良い意味では「個性」という言葉に置き換えられる。

誰もが個性は持っているが、勝つ人の個性と言うのは他とは違う。

勝つための個性。異常性を持っているからこそチャンピオンになれるのだ。

私は生まれながら勝つための異常性を持っていたのではなく、

勝つために「異常性」を備えたと思っている。

異常にならないと世界のトップにはなれない。

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引用ー負ける人は無駄な練習をする。

著者ー水谷隼

 

これは水谷隼が本で述べられた「異常」について。

 

私は中学生で一度卓球を辞めたが、

 

この「異常」を理由に辞めました。

 

私の北海道の同世代には、

丹羽選手、吉田選手、後藤選手と

日本、世界で活躍する選手がいます。

 

中学生のころまで切磋琢磨しながら

この3人に食らいつくように必死に練習を行っていました。

 

しかし、高校進学を考えたときにどの道に進むかを考えました。

 

卓球の道に進むか、勉強か。

 

その中でぼんやりと思っていたこと。

 

 

「このままだと人間として何かかけるのではないか・・・」

 

 

 

今思うと、これこそが「異常性」だったのかもしれない。

 

執念をもって一つの物事に進むと、ほかのことは見えなくなる。

 

学校に行っても周りはゲームの話、

 

ドラマの話などには一切ついていくことはできないし、

 

放課後は遊ぶことはない。

 

小学校、中学校で放課後遊んだのは10回あるかないかだと思います。

 

この状況の中、他の3人の選手には勝てない。

 

おそらくより「異常」だったのだと思います。

(悪い意味ではありません笑)

 

そして、私は高校生で「異常者」を辞めました。

 

それは同時に「勝つこと」を辞めたということです。

 

しかし、私は大学でまた卓球を始めました。

 

「異常者」の方が良かったみたいです。

 

水谷選手は小さいころ分かったみたいですが、

私は高校時代でやっとわかりました。笑

 

実際、高校時代などは意見が違っても言わなかったり、

周りと合わせるということをしていましたが、

違和感しかないのは当たり前ですよね。

 

 

と、ここまで自分の感じていた「異常」について書きましたが、

 

今は指導者として卓球に携わっていますが、

やはり「異常者」は伸びるのが早いです。

 

練習中の真剣度、練習後黙々とサーブ練習、

自分が一息ついていると駆け寄ってきて「お願いします!」と来ます。

 

指導者をしているときは自分の話や指示、

指導を聞いてほしいなと思いますが、

聞かずに自分で考えてできる人の方が強くなっています。

 

言うことを聞かせるように強要するのではなく、

時には見守っているのも指導者としては大切なのかもしれません。

 

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【Tenis de mesa】El proceso de práctica general para jugadores de tenis de mesa.

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