浜らじゃ日記

卓球活動、エルサルバドルについて、日常生活について書いています。

練習をしても強くならない!? PDCAサイクルで自分を分析せよ!

練習をしても強くならない!? PDCAサイクルで自分を分析せよ!

子供のころは、何も考えずにボールを返しているだけで

強くなっていく実感がもてていたのに、

だんだん成長して、練習をしているのに一向に強くならないという方いますよね。

 

そして、大きくなるにつれて卓球に使える時間も減っていきます。


バイト、勉強、友達と遊ぶ時間、、、

 

そうなるともう強くなることはできないのか?

 

そんなことはありません!

 

質の高い練習をしていれば、

子供のころのようにたくさんの時間を練習しなくてはいけないということはありません!(プロになりたい方は別です。)

 

あの水谷隼選手でさえも、一日中練習することはなく、

一日3,4時間の練習だそうです。

 

それでは、どうしたら短時間で質の高い練習ができるのか?

 

 

私はPDCAサイクルを意識しています。

 

PDCAサイクルとはマネジメントサイクルの1つで、
計画(plan)、実行(do)、評価(check)、改善(act)のプロセスを行うことです。

 

 

多くの企業で使われていて、

私生活でも当たり前のように意識せずに行っている人もいるかもしれません。

 

こちらを卓球の練習に生かすことで、

自分自身のマネジメントにつながり、卓球以外でも多くの場面で役に立つと思います。


それでは一つずつ確認していきます。

 

計画(plan)

まず何か活動をするときに、

どうしようかな?どんなふうにしようかな?と考えますよね。

 

例えば、コンビニのバイトであれば、あの時間帯に品出ししたら効率がいいかな?

よく売れるおにぎりは早めに品出ししないとなど考えますよね。

(コンビニのバイト経験がないので合っているかはわかりませんが笑)

 

卓球の練習も同じです。


まず、台に入る前に今日の練習の目標を決めます。


目標と言いましても、そんなに堅苦しいものではなく、

バックドライブもっと精度を上げたいな、レシーブのツッツキを鋭くしたいな

など簡単なものでいいと思います。

 

そして、決めた後は卓球動画で確認です


この人のこのバックドライブをまねしたいな。手首はあんまり使ってないな。

ポイントはどこだろうなど。イメージトレーニングもしっかりと行います。

 

できればメニューまで決めると練習開始からスムーズに始めていくことができます。

 

ここまでの計画には約20~30分程度です。

(よりしっかりと計画を立てた方がより質は高いです。)

 

練習をして強くならないと思う方はここをしっかりと行うと良いかと思います。


かなりの人が台に入ってから今日何するかなーと考えていたり、指導者が支持するのを待っていたりします。


台に入って何も考えてなかったと思ったら、

台から離れて考えた方がいいと思います。


とりあえず打って強くなるは子供の時で終了です。

考えないで打っても1mmも強くならないと思ってます。

 

 

こちらはモチベーションにもつながっていきます。


練習めんどくさいなーと思うこともあるかもしれませんが、

目的があれば人間は動きます。


今日は体育館に行ったらこれしよう、

あれしようとワクワクしながら練習しにいくことができるようになると良いでしょう(毎日そんなことはないとは思いますが。。)

 

もう一度まとめると、


〇今日の目標を決める。
〇動画を見て、イメージトレーニン
〇今日のメニューを決める。

 

こちらを決めたら次のステップです。

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〇実行(Do)
下準備が終われば、次は練習です。


計画した目標を達成するために練習します。

 

動画を思い出しながら、ポイントを意識して球を打ちます。

 

例えば、張本選手は腰をすごい使ってドライブ打っていたな。
いつもより腰を使って打ってみるか。

 

何球か打ってみる。

 

違うな。丹羽選手の肩甲骨打法はどうだろう。

 

とこのようにどこかに意識をもちながら練習できると良いと思います。

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〇評価(check)

練習が終わったら、今日の振り返りです。

 

今日の目標はどのくらいできているか。

 

多くの場所で練習の最後に練習試合がありますよね。

 

なぜいつも試合を行うかというと、

今日の練習した技術を試すためです。

 

多くの人は勝ち負けを意識してしまいますが、
本当の試合ではないのでなにも関係ありません。

 

そうではなく今日の練習した技術はどのくらい達成できているか。


どのように使えるか。などを確認する作業になります。


ですので、勝ち負けではなく、

今日の目標の達成度をしっかりと見極めましょう。


こちらは甘すぎても行けませんし、厳しすぎてもいけません。


客観的な視点の元、判断できると良いと思います。

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〇改善(act)
最後は改善です。


今日の達成度から練習を分析していきます。


練習の時は高い確率で入ったが試合の時は入らなかったのはなぜだろう。
色々な回転のボールを打てるようにならないと試合では使えないな。
などを考えていきましょう。


分からない場合は指導者や周りの選手、

動画、調べるなどで対処し、問題点を自分のなかで見つけましょう。

 

今日やった練習を分析しないで終わってしまっていたら、

練習していないのと同じことになるので、ただ疲れただけになります。

それはもったいないですね。


そして、また次の練習の計画を考えていくという流れになっていきます。

一日ですぐに目標が達成されることは少ないと思いますので、
改めて計画の見直しをしていくといいです。

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自分の練習するときの例


計画(plan)
目標はフォアのフリックを極める。
動画は張本選手の動画をみて研究する。
〈自分の頭の中〉
かなり相手のストップされるのを待って、早く動いているように見えるな。
台の中にしっかり足を入れて余裕をもって打っているな。
その後の戻りも早いな。しっかりと意識しないとな。
〈今日のメニュー〉
① 多球練習、フォア前のみ
② 多球練習、フォア前とバックの処理
③ 多球練習、フォア前と全体
④ 一球練習、相手のストップからの展開
⑤ 練習試合


実行(do)
実際に練習を行う。


評価(check)
入る確率は少し増えた。
戻りが遅いのでそのあとの展開が悪くなる。
サーブに対してのフリックのミスが多い。
試合の時に利用したら、かなり相手に効いた。

 

改善(act)
戻りで体勢が崩れてしまわないように意識する。
色々な回転でのフリックをできるようにする。
どのように試合に生かしていくか考える。

とこのような形で練習があるときは考えています。

 

計画(plan)→実行(do)→評価(check)→改善(act)→計画(plan)→・・・のプロセスが大切です。


小さな頃は寝る時間以外は、

イメージトレーニングと練習の計画と分析をしていました。

今は、立場が違うので、仕事のことを考えたり、子供たちの分析のみになってます。


最終的に何が言いたいか。

球を打っているときだけが練習ではないということです。

 

大人になると小さな頃のようにがむしゃらに打っているだけではなくて、

考えながら卓球をしないと、試合では勝つようにはならないと思っています。

 

水谷選手も球を打っているのは3,4時間かもしれませんが、

頭の中では一日中卓球をしていると思います。

 

一度練習の時に試してみてください!

 

終わり。