試合で勝つための練習のポイントとエルサルバドルの練習の現状その1
試合で勝つための練習のポイントとエルサルバドルの課題その1
なんのために練習をするのか。
試合で勝つため!!ですよね。(それ以外の目的もありますが。。)
〇どんな練習をしたら良いのか。
〇エルサルバドルの練習の現状。
について書きました。
① 多球練習の質をあげる
もっとも効率の良い練習は多球練習になります。
1球ずつの練習ではワンコースであってもなかなか続かず、球拾いばかりで時間がかかります。そしてばらばらのコースに帰ってくるためフォームが定まりません。
その点において多球練習は
〇フォームの見直し(初心者の方は特に大切)
〇時間短縮(全体に当てはまる)
〇反射神経を鍛える(特に子供のうちに反射神経は決まるので大切)
〇新しい技術を覚える(初心者の方、チキータ、カーブドライブなど)
において適しているといわれています。
多球練習は球をだす方も重要となります!
下回転がかかっていない、ばらばらのコースなど試合とかけ離れすぎているボールを出していても練習の意味がありません。
出す側も注意して練習することで質の高い練習となります。
【エルサルバドルの多球練習】
まず、多くのボールがないためメニューに取り入れられることが少ないです。
そのため子供たちで質の高い多球のボールを出すことができる生徒がいません。
ボールの寄付後などは多球練習メニューも取り入れていきたいと思います。
【ボール寄付のお願い】
エルサルバドルでは一つのチーム一箱(12個入り)が渡され、その中で練習をしています。
ボールがセルロイドからプラスチックに変わったこともあり、セルロイドを捨てようと考えている方などは連絡をお願いします。
② 打つ量を増やすのではなく(ラリーの回数、打球数)、打球の質を重視(回転量、コース、軌道)
最初はラリーが続くのはとても楽しいですよね?
打ち合いながらプロさながらのプレーをできた時などは感動するものです。
しかし、試合に勝つために練習をしているためそれだけで終わってしまっていては試合では使えません!
ラリーが続くということは相手と似た質のボールで打ち合っているということであり、もっとレベルの高い選手と練習することになればたちまちラリーは続かなくなります。〇コースにおいては日頃から気を付けて練習することである程度改善することができまます!
〇回転量、軌道は練習環境が大きいため(たまにチームで特出している人もおりますが)、より強い選手と練習を求めていかなければいけないところだと思います!
練習時間についても同じです!
まだまだとにかく量をこなせという指導が多い。。。
はじめたばかりの子供は球の感覚がないためとりあえずボールを打ち、慣れるといことはありますが、球の感覚がある人がたくさんの時間ただひたすらにボールを追いかけていても一考に強くはならないのが現状。。
練習の前に、
〇今日の課題
〇動画を見る
〇イメージトレーニング
などを行い意識するところを明確にしてから台につくだけでとても質の高い練習になります!
【エルサルバドルの質】
まだまだ練習の質は高くありません。日本のように選手が多いわけではないため、常に同じボールの質を受けているため、より回転のかかったドライブに対応できなかったり初めてみるサーブへの対応が遅かったりしてしまいます。
しかし、今はYouTubeなどで世界トップクラスの技が誰でも見ることができるため可能性は広がっていると感じています。
③ 不規則な練習を増やす
卓球を始めたての頃は、1本2本、回り込みからの飛びつきなど規則的なメニューが多いですよね。
とても大切で、どんなに強くなってもかかせない練習ですね。
しかし、それだけでいいわけではないですよね。
試合は相手がどこに返してくるかわかないためとっさの判断で返さないといけないことの方が多いです。。
そのため日頃から不規則的な練習をしていなければいけないんです。
練習は入るが、試合だと入らなくなる人の一つの要因です!
【エルサルバドルの不規則練習】
エルサルバドルに来た当初規則的な練習のみを行っていました。
そのため、決められたところ以外に送ると、もう何もできないというような形です。
足も1コース以外は返すことができないように練習しており、試合になると練習とは違うため、手だけで返球している光景が多いです。
少しずつ、規則的な練習の後に不規則もやろうと伝えたりすることで子供たちの足の使い方が改善されてきました。練習の意味を理解させながら伝えていきたいと思います。
3 puntos de práctica para ganar el juego. #tenisdemesa #tabletennis #卓球
④攻めの意識を持ちつづける
⑤サーブ、レシーブの強化
⑥フォア、バックの連携を意識する は次の記事で!
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